やなせたかしロード
アンパンマン石像で南国市を元気に
石像で後免に活気を―。南国市名誉市民の漫画家、やなせたかしさん(90)がデザインした「ごめん生姜(しょうが)地蔵」やアンパンマンなどの石像計8体が、同市中心部の後免町商店街などに設置され3日、お披露目された。除幕式に駆け付けたやなせさんは「人が集まる街になるよう役立ててほしい」と笑顔で石像を見詰めていた。
石像はいずれも御影石製。今年が市制施行50周年に当たることから市街地活性化などを目的に同市や市商工会、住民らがやなせさんらの協力で準備を進めてきた。
後免町1〜3丁目の商店街約400メートルには、アンパンマンなど7体(高さ約1・2〜1・4メートル)を据え付けた。
後免町公民館前に立つ「ばいきんまん」のお披露目式に参加したやなせさんは、地元の商店主らと一緒に記念撮影。商店街が「やなせたかしロード」と命名されたことに「もっと広い通りかと思った! 繁栄してほしい」と周囲を笑わせた。
生姜地蔵(高さ約0・6メートル)は、同市大嚶bのごめん・なはり線「後免町駅」前に置かれ、大勢の市民らに見守られながら除幕式が行われた。
その後、やなせさんの母校、後免野田小学校=同市下野田=で記念式典。橋詰寿人市長や商工会関係者、地域住民らが先輩≠フ里帰りを笑顔で迎えた。
メーンイベントで、やなせさん作詞作曲の「生姜音頭」を女性デュオ、スーパーバンドが熱唱。歌に合わせ、かわいい振り付けで踊る子どもたちに大きな拍手が送られた。 2009年10月04日08時45分 高知新聞
ドキンちゃん → 撮影場所
ばいきんまん → 撮影場所
しょくぱんまん → 撮影場所
カレーパンマン → 撮影場所
メロンパンナちゃん → 撮影場所
ジャムおじさん → 撮影場所
アンパンマン → 撮影場所
やなせたかしロード:南国・後免町商店街、再生 古里活性化へ「生姜地蔵」 /高知
◇恩返しにデザイン アンパンマン石像も
アンパンマンのキャラクターが登場−−。南国市の後免町商店街が「やなせたかしロード〜少年の心になれる道」として生まれ変わった。後免町で少年時代を過ごしたやなせたかしさん(90)。ごめん・はなり線の後免町駅には、やなせさんデザインの「ごめん生姜地蔵」も誕生した。まちの活性化を願う地元有志と、古里への恩返しを考えるやなせさん−−。二つの思いが結実した。はじまりは昨夏。住民組織「ごめん町まちづくり委員会」(西村太利会長)が、やなせさんに地蔵の建設を打診したのがきっかけ。お年寄りらでにぎわう東京・巣鴨のとげぬき地蔵を思い描いた。県産ショウガがお気に入りのやなせさんからは「生姜地蔵にしよう」とアイデアを受け、建設費用として約50万円の寄付を集めた。これを受けて、ロードの計画も持ち上がった。元気がなくなった商店街。「子どもたちに歩いてもらいたい」と願い、アンパンマンのキャラクター石像の設置を計画。市制50周年を迎えることから、市から補助金約500万円を受け、完成させた。お披露目式があった3日。しょくぱんまんの石像に抱きついた子どもたちは満面の笑顔。やなせさんの母校・市立後免野田小学校では、やなせさん作詞作曲の「生姜音頭」も披露され、子どもたちが踊った。西村会長は「石像や地蔵をきっかけに笑顔があふれ、後免というまちを多くの人の知ってもらいたい」。やなせさんは「私もとうとう90歳。このまちでお世話になったので、ささやかな恩返しです」と話した。
【服部陽】  毎日新聞 2009年10月4日